プロ25年目でつかんだ“初優勝” 森田徹の飛距離の源は竹ぼうき素振りにあり | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
森田徹が30年続ける練習法でシニア初Vをつかんだ
<マルハンカップ 太平洋クラブシニア 事前情報◇26日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7020ヤード・パー72>
国内シニアツアー第6戦「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」が27日(土)から2日間競技で行われる。昨年、プロ生活25年目で、レギュラー時代に遂げられなかった“初優勝”をシニアの舞台で遂げた森田徹は、謙虚に連覇を口にする。
シニア2年目で迎えた昨年大会では、初日首位タイとなる「66」で滑り出した。最終日は一時、倉本昌弘に2打のリードを許すも、終盤に倉本の失速、後続の伸び悩みもあって粘り強くプレーした森田が優勝カップを手にした。1年ぶりにコースに戻ると、「(昨年は)すべての風が僕に流れていた気がします。奇跡です」と回想する。
1997年に26歳でプロテストに合格した森田。下部のチャレンジツアー(現・ABEMAツアー)では2勝を挙げているが、レギュラーでは優勝どころか、賞金シードも手にできなかた。2014年に2試合(いずれも予選落ち)に出場したのを最後にレギュラーツアーには出ていない。
レギュラーツアーの道をあきらめ、シニアでの活躍を目標にした。「シニアツアーは憧れの選手、レジェンドと回れるのがすごくうれしいし、勉強にもなります。シニアだと挑戦する気持ちで臨めるのがいいかなと思います」。前年覇者で臨む今大会も“挑戦者”の気持ちは忘れない。「いい意味でも悪い意味でも緊張していますが、普段どおりやるだけです」。コースとの相性の良さもあり、「今年も奇跡が起これば…」と一人しかチャンスのない連覇に挑む。
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