連続Vの実感も「湧いていない」　岩井千怜は史上初の初優勝→3週連続Vへ「コースと自分との戦い」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

偉業達成に向けて…プロアマ戦で最終調整（撮影：佐々木啓）

＜ニトリレディスゴルフトーナメント 事前情報◇24日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6655ヤード・パー72＞

いま最も勢いのある選手が北海道へ乗り込んだ。昨年6月にプロテストに合格したルーキー・岩井千怜（ちさと）は、史上初となる初優勝からの3週連続Vがかかる大一番に臨む。

優勝の瞬間、高々とガッツポーズ【写真】

「（2週連続Vの実感は）正直、湧いてこないですね。すぐ次の試合が始まるので、“本当に勝ったのかな”という感じはあります。2勝目をしてまだ時間も経っていないので、1勝目したときとの違いが分からずにいる状態です」

2週前の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でツアー初優勝を遂げると、翌週の「CAT Ladies」も制し、史上3人目となる初優勝からの2週連続Vという快挙を達成。それでも、ちょっぴり他人事のようにピンと来ていない様子。

3週連続Vとなれば史上初の偉業となるが、気負うことはない。「3週連続というのも、自分では全然意識していません。まずは勝つためにいま何をしたらいいか。それを考えたら、コースと自分との戦い。自分のやりたいゴルフを淡々として、あとから結果がついてきたらいいかな」と、目の前の一打一打に集中する構えだ。