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グリーン上の強い味方も隣に 先週棄権の稲見萌寧が“超回復”の4位発進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 若林舞衣子 -6 沖せいら -6 天本ハルカ -6 4 勝みなみ
-5 稲見萌寧
-5 岩井千怜
-5 竹田麗央 -5 8 淺井咲希 -4 小倉彩愛 -4 後藤未有
-4 順位の続きを見る
左手首の不安も払拭 稲見萌寧が今季2勝目へ向け好発進(撮影:岩本芳弘)
<CAT Ladies 初日◇19日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6638ヤード・パー72>
先週、左手首痛のため棄権した稲見萌寧。しかし今週の箱根の会場には元気な姿で登場し、初日を首位と1打差の5アンダー・4位タイで終えた。「ショットの調子がすごく悪くて、ここまでチャンスにつかず、パーかボギーのゴルフだった。でも今週はピン方向に飛ぶ回数が増えました」。“生命線”にも輝きが戻ってきた。
患部をおさえながら第2ラウンド途中に軽井沢を後にした際には、その状態が心配されたが、すぐに不安を吹き飛ばした。棄権は「試合が続いたり、気温差もあって」と“持病”の腱鞘炎が再発し、痛みが出たことによるもの。ただ「安静にしてました。少し関節もずれていたようだったので、トレーナーさんにケアをたくさんしてもらって、だいぶよくなりました」と大事には至らず。空いた週末を休養に充て、練習量もセーブ。なんとか今週に間に合わせた。
昨年はここまでに5勝を挙げたが、今年はまだ1勝にとどまっている。とはいえ、パーオン率は75.1174%で“指定席”ともいえる1位をキープ。ショットがこの日のように思い通りにいけば、優勝争いに加わるのは必然ともいえる。
「グリーンが仕上がっていて、ピンポジションも難しい」というコースで、心強い味方も横でプレーを見守る。今週のキャディを務めるのはパッティングコーチの橋本真和氏。稲見も日頃相談をするグリーン上のエキスパートだ。春先にはスタッツが上がってこなかった平均パット数も、アドバイスをもらったことで現在は1.7758回の10位(パーオンホール)につけている。
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