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LIVゴルフが目指すのは「世界ランキングポイント獲得」 ノーマンが選手に手紙を送付 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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グレッグ・ノーマンCEO(右)は「世界ランク」への反映を主張する

グレッグ・ノーマンCEO(右)は「世界ランク」への反映を主張する(撮影:GettyImages)

サウジアラビアの巨額オイルマネーで設立された新リーグ「LIVゴルフ」のCEOを務めるグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が、同ツアーの参戦選手に手紙を送付。「世界ランキングポイントが必須」と訴えた。

こちらがLIVゴルフの試合中の雰囲気【写真】

今年6月に開幕した「LIVゴルフ」は現在世界ランキングポイント獲得の対象外。しかしノーマンは、LIVゴルフが加算対象になるのは「誠実で公平なゴルフ界にとって絶対に必要だ」と主張し、7月半ばに『オフィシャル・ワールド・ゴルフ・ランキング”(OWGR)』に申請を行った。

OWGRのコミッティーはそれを受けて、7月にセントアンドリュースで開催された全英オープン期間中に話し合いを持ったという。ノーマンは「LIVゴルフをランキングに加えないと、現在の世界ランキングは正しくないものになる」と主張し、「OWGRの理事会は、正しい世界ランキングシステムを構築するためにも、LIVゴルフを加算対象にすることを熟慮すると信じている」と考えを示した。

これまで行われたロンドン大会、ポートランド(米オレゴン州)大会、ベドミンスター(米ニュージャージー州)大会の3試合のポイントは加算されていない。その結果、LIVゴルフに出場している選手はランキングが降下。元世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)は現在21位、ブルックス・ケプカ(米国)もLIVゴルフに出場してから25位まで後退している。メジャー6勝のフィル・ミケルソン(米国)は現在104位に位置している。

ノーマンの試算によるとLIVゴルフが世界ランキング加算対象であれば、ロンドン大会で勝ったチャール・シュワーツェル(南アフリカ)は125位から85位へ、ポートランドで勝ったブランデン・グレイス(南アフリカ)は128位から78位へ、ベドミンスターを勝ったヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は173位から80位へアップしたとも手紙には示されている。

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