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あえてクラブから離れる 清水大成は大胆な決断奏功で午前組最高のスタート | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 金谷拓実 -6 2 上井邦裕 -5 清水大成 -5 4 岩田寛 -4 出水田大二郎 -4 今平周吾 -4 小袋秀人 -4 佐藤大平 -4 9 宮里優作 -3 B・ケネディ -3 順位の続きを見る

午前組最上位につけた清水大成

午前組最上位につけた清水大成(撮影:佐々木啓)

長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 初日◇18日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>

前戦の「日本プロゴルフ選手権」を棄権した清水大成が、結果で復活をアピールした。6つのバーディを奪ってボギーは1つ。5アンダーにまとめて、午前組で最高のスコアを叩き出した。

いま以上にあどけない?6年前の清水大成

その日本プロから「ショットはすごく良かった」と好プレーの予兆はあった。だが、まさかの熱中症に襲われる。「39度くらいまで熱が上がりました。かなり悔しかった。試合に出る以前の問題だった」。そこから1週間の休養を経て体調を戻すなかでも、ゴルフの調子はしっかりと継続して北海道へと乗り込んできた。

状態が上がったのには、理由がある。ツアーが1カ月なかった7月に、あえてクラブから離れるタイミングを設けたのだ。「2、3日ゴルフをせずにリフレッシュをする日を作って、それからトレーニングをしっかりしようと考えました」。散歩をしたり、料理をしたりと普通の生活をした。怪我以外ではほぼ初めての経験に「クラブを握りたくなる時もありました」と不安と渇望もこみ上げたが、それでも「決めたこと」と守り抜いた。

これが奏功した。時間を持て余すなかで、昔の自分のスイングを見返したり、タイガー・ウッズ(米国)ら世界で活躍する選手のスイングを見たり過ごしているうちにヒントを見つける。

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