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「ワケが分からなくなっていた」状態からの脱却 渋野日向子の欧州3連戦で見たもの【記者の目】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 A・ブハイ -10 2 チョン・インジ -10 3 渋野日向子 -9 4 L・マグワイア -7 M・リー -7 M・サグストロム -7 7 C・ビュティエ -5 L・コ -5 畑岡奈紗 -5 A・ティティクル -5 順位の続きを見る

ラウンド中でもあのシブコスマイルが多くみられました

ラウンド中でもあのシブコスマイルが多くみられました(撮影:福田文平)

AIG女子オープン 最終日◇7日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー71>

ミスを重ねてうなだれて歩く渋野日向子の姿はもうなかった。「AIG女子オープン」(全英)で優勝争いのすえに3位。1打及ばずプレーオフ進出を逃し、目に涙を溜めたが、その直後のスッキリとした表情が印象的だった。

エビアンと全英でパッティングはこんなに変わった!【比較画像】

5打のビハインドからスタートした最終日。2番でバーディが先行しながら、もっとも嫌う3パットボギーを3番、4番で喫した時点で怒りに震えていたのだろう。5番のパー5でティショットを振りちぎって、イーグル奪取。優勝戦線に残った。勝利こそ逃したが、それ以上の成果があったと思う。

5月以降の渋野であれば、連続ボギー後のホールは無表情でうつむきながらプレーをしていたかもしれない。それが全英では違っていた。しっかりと前を向く姿勢で歩を進めていた。

「今日は怒ってしまった場面もあったけど、ああやって自分のミスに怒って、次のホールのティショットに生かすということが最近なかった。怒りを力に変えられたというのが久しぶりの感覚だった」。序盤の出遅れを必死に取り戻しにいった自身の変化をほめた。

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