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バーディ列車の片道切符? 櫻井心那はダボで安心「これで注目されないかなって(笑)」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 イ・ミニョン -9 2 横峯さくら -8 櫻井心那 -8 4 上田桃子 -7 5 鈴木愛 -6 岩井明愛
-6 7 申ジエ -5 高木萌衣 -5 9 小祝さくら
-4 岩井千怜
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最終18番でのバーディパットを外してしゃがみ込む櫻井心那 初Vならずも才能の片りんを示した(撮影:米山聡明)
<北海道meijiカップ 最終日◇7日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6557ヤード・パー72>
2番パー3。櫻井心那にいきなりピンチが訪れた。距離は193ヤードで、右からの風。「つかまってしまった」と4番ユーティリティでのティショットは、グリーン左下の崖に落ちてしまった。2打目はグリーン左サイドの土手のラフ。3打目も寄せられず、2パットのダブルボギーで出鼻をくじかれた。
これがレギュラーツアー2試合目。昨年プロテストに合格したばかりの18歳ルーキーは初日から存在感を発揮し、首位と1打差で最終日へ。だが、重圧がかかる初の優勝争いでいきなりの失速。このまま崩れていってしまうのか…。
「『この人は(優勝)ないだろうな』ってギャラリーも思うし、私も自分に期待しなくなる(笑)」。そう自虐的に話したが、ここからが櫻井の“真骨頂”だった。
7番パー3で左奥に切られたピンを果敢に狙い、1.5メートルにつけてバーディ。9番パー5では手前花道からの3打目を寄せワンで、ダボの借金をチャラにした。すると10番、11番で連続バーディを奪取。さらに14番パー3で左奥3メートルにつけて伸ばすと、17番パー3では8メートルのフックラインを沈めて、ついに首位の背中を捉えた。
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