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イ・ミニョン、3年ぶりVに隠されたコロナ禍の苦悩 「日本の選手たちが本当にうらやましかった」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 イ・ミニョン -9 2 横峯さくら -8 櫻井心那 -8 4 上田桃子 -7 5 鈴木愛 -6 岩井明愛 -6 7 申ジエ -5 高木萌衣 -5 9 小祝さくら -4 岩井千怜 -4 順位の続きを見る

勝負所での強さは健在 イ・ミニョンが3年ぶりの美酒に酔った

勝負所での強さは健在 イ・ミニョンが3年ぶりの美酒に酔った(撮影:米山聡明)

北海道meijiカップ 最終日◇7日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6557ヤード・パー72>

イ・ミニョン(韓国)が北の大地での混戦を抜け出した。最終18番パー5で2メートルのバーディパットを沈めて、この日7バーディ・2ボギーの「67」をマーク。トータル9アンダーで3年ぶりに優勝トロフィーを掲げた。

ミニョンは葭葉ルミと笑顔でグータッチ【写真】

「辛かった。大変でした」。今季は18試合に出場して予選落ちは2回だけ。メルセデス・ランキング21位につけていたミニョン。安定した成績を残してはいたが、19年9月の「ゴルフ5レディス」で優勝したのを最後に、ツアー6勝目が遠かった。特に近年は、どうしようもできない環境に苦しんでいた。

コーチと一緒に試合を回る二人三脚のスタイルだったが、コロナ禍の影響で自由に来日することができず。「ゴルフの試合を続けていると、毎日、毎週いろんな問題が出てくる。それをひとりで解決できる人もいますが、わたしの場合はできないので…」。解決する方法も見つけられずに悩みは増えていく。一方で、「ほかの日本の選手たちが本当にうらやましかった(笑)」と、試合会場でコーチから指導を受けている選手の姿を見て、少し妬んでしまうほどだった。

だが、最近は入国についてもやや緩和され、先々週にようやくコーチが来日。会えなかった分、ショットの打ち方から始まり、アプローチやパッティングといったショートゲームまでたくさんの指導を受けた。「それで今週の優勝も出来ました」と、いままでのモヤモヤとしていた気持ちを“優勝”という最高の結果に変えた。

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