風にぶつけて、風に乗せて 渋野日向子がハワイ以来となる“風と友達”に「なれたでしょう(笑)」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 渋野日向子 -6 2 J・コルダ -5 3 G・ロペス -4 L・ダンカン -4 5 J・エワート -3 M・リー -3 C・ビュティエ -3 チョン・インジ -3 M・スターク -3 10 C・ヘジン -2 順位の続きを見る
渋野日向子は難リンクスで好発進 この後も風と友情を深めていく(撮影:福田文平)
<AIG女子オープン 初日◇4日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー71>
全英の舞台で久しぶりの快ラウンド。渋野日向子が8バーディ・2ボギーで回り、6アンダーの単独首位発進を決めた。早朝スタートの初日、出だしは3連続バーディのロケットスタートだった。
スタートから雨風に襲われ、1番は強烈なアゲンストの風。ここでティショットを右のセミラフに打ち込んだが、ライは問題なし。そこからピン左手前に乗せてバーディを奪った。短い2番ではティショットをかっ飛ばしてセカンドを手前4メートルにつけると、3番ではポットバンカーで狭くなったフェアウェイのセンターを捉え、今度は20センチにつけるスーパーショット。逃げ場のないリンクスコースを相手に、あざやかに先手を取った。
「もうやめようかと思った(笑)。寒かったですよね、カイロを3つ貼りました」というほどの難コンディションだったが、「風を楽しんだかな。強すぎるのでスイングのことなど考える暇もなかった。なのですごくボールと風に向き合えた」。とにかく風との友情を深めようと、毎ショットを必死に風に向かって打ち込んだ。
左ピン、右ピンとグリーン上の位置を見て、風を読み、大ケガのないように慎重に…。というわけでもなく、この日の渋野は大胆にピンを攻めていった。風に対して自身の球筋を考え、思い切ったスタンス、打ち出しを繰り返し、ピン筋に飛ばしていった。
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