
レジストから感極まったベテラン 藤田さいきは「4日間できたら100点」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 渋野日向子 -6 2 J・コルダ -5 3 G・ロペス -4 L・ダンカン -4 5 J・エワート -3 M・リー -3 C・ビュティエ -3 チョン・インジ -3 M・スターク -3 10 C・ヘジン -2 順位の続きを見る
キャディを務めるのは下村真由美(撮影:福田文平)
<AIG女子オープン 事前情報◇3日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー71>
いつもやっているはずのことがすでに夢のようだった。「レジスト(レジストレーション。出場証明のサイン)で感極まって泣いちゃいました。ここまできたかと。ここで? ここで泣いちゃうかと」。36歳にして初めて海外メジャーの舞台に立つ藤田さいきはそう言って笑った。
同級生・宮里藍の冠が付いた大会で2位となり掴んだ大舞台。少しずつメジャーという重みを感じてきている。コースの難しさもその一つ。「すごく難しい。まず狙いどころが分からない。ポットバンカーがたくさんある。ラフがすごい長い。日本では味わない感じ。フェアウェイを外したら、ワンペナみたいな感じ。私はフェアウェイキープが非常に良くないので80くらいで。100切れればいい」と得意の軽口もいつもよりも規模が大きめ。
そのポットバンカーようにローバンスにして60度の“全英用”ウェッジを持参。「何のために入れたか、発揮してもらわないとちょっと困る。いつもよりは出すには出せた」。使わないに越したことはないが、いざというときには頼りになりそうだ。
「4日間できたら100点。2日で終わったら、残り2日はスコットランドの山を戒めに登ってきます。そういう目標で頑張りたい」。ベテランと呼ばれるようになって久しくなって掴んだビッグトーナメント。難しさも大いに楽しみたい。
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