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アスリート一家の末娘で東京五輪の金メダリスト、ネリー・コルダ【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

左鎖骨下静脈の血栓除去手術以来、左腕にはサポーターを着けてプレーしている(撮影:GettyImages)

きょう7月28日は、昨年の東京五輪女子ゴルフの金メダリスト、ネリー・コルダ(米国)24歳の誕生日。昨年は「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初制覇を成し遂げ、世界ランキング1位に。現在の米女子ツアーでは、中心的なプレーヤーのひとりだ。

東京五輪の表彰台では髪を下ろしたネリー・コルダ【写真】

両親は元プロテニスプレーヤーで、父は1998年「全豪オープン」を制したペトル・コルダ、姉はプロゴルファーのジェシカ、2歳年下の弟のセバスチャンはプロテニスプレーヤーというアスリート一家。14歳だった2013年に「全米女子オープン」に出場するなど、ジュニア時代から頭角を現すと、16年にプロ転向。下部ツアーで賞金ランキング9位に入って、レギュラーツアーの出場権をつかんだ。

ツアー参戦初年度の17年に賞金ランキング47位に入ってシード権を得ると、翌18年の「スインギング・スカーツLPGA台湾選手権」でツアー初優勝を飾った。すでに勝利を果たしていた姉・ジェシカとともに、史上3組目となる姉妹優勝となった。19年は年間2勝を挙げて、賞金ランキング5位に。21年は「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」でメジャーを制し、世界ランキング1位に立つと、東京五輪では2日目に自己ベストとなる「62」をマークするなどして金メダルを獲得した。

昨年12月のメジャーチャンピオンが親子で戦う「PNC選手権」では、父とともに出場し、タイガー・ウッズ(米国)に写真をお願いするシーンがSNSにアップされ、女子No.1選手も、タイガーを目の前にすると、ひとりのファンになる様子が話題となった。

今季は開幕から3試合に出場したあと、左鎖骨下静脈の血栓除去手術を受け、メジャー初戦の「シェブロン選手権」は欠場。5月まで休養をとった。復帰戦となった6月の「全米女子オープン」で、いきなり8位に入ると、翌々週の「マイヤーLPGAクラシック」ではプレーオフに進出。惜しくも2位となったが、「自分の好きなゴルフができることに、間違いなく感謝しています」と話した。

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