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大西葵の『キャディ問題』 LPGAが処分までに1カ月のなぜ 17番での詳細も伏せる | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

トーナメント事業部担当を務める寺沢範美副会長(撮影:鈴木祥)

楽天スーパーレディース 事前情報◇27日◇東急グランドオークゴルフクラブ(兵庫県)◇6616ヤード・パー72>

25日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、6月23日の「アース・モンダミンカップ」初日における大西葵とそのキャディに起きた問題について、公式サイトで2人に対して『注意』の処分を下した。そして本件について、「楽天スーパーレディース」開幕前日の25日、会場でJLPGA寺沢範美副会長が、処分のいきさつについて囲み取材に応じた。

男子プロの夫・伊藤有志と笑顔の大西葵【写真】

この問題については、17番パー4で大西のセカンドショットがシャンクして右サイドの赤杭エリアを横切り、そのドロップ位置をめぐって大西とキャディの意見が対立。18番ティで大西がキャディ交代を申し出たとされている。

その後、JLPGAではその場にいた選手やキャディ6名に事実関係のヒヤリング行っている。そこで今回は「17番で何があったのか」が明らかになるかどうかが焦点の1つだった。トーナメント事業部担当を務める寺沢副会長は、「17番のセカンド以降18番までに当該キャディが舌打ちしたり、大声を出したりして配慮を欠いた言動があったというところの認定事実」と言うにとどめ、詳細な事実はベールに包まれたまま。同じ組の選手の帯同キャディが、大西のバッグを運んだかどうかについても、事実としてLPGAは公にしない方針だ。

また、処分が発表されるまでに1カ月もかかったことで、その間は現場にいた選手やキャディといった関係者は何もしゃべることができないまま、心ない批判にもさらされてきた。これについても寺沢副会長は「慎重に審議した結果となります。今後は…速やかにできるだけ…」と処分が遅れた理由についても明言を避けた。

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