スランプを乗り越えた元世界1位のジョーダン・スピース【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
若くして成功を収めているスピースはまだ20代(撮影:GettyImages)
きょう7月27日は、ジョーダン・スピース(米国)29歳の誕生日。21歳で「マスターズ」を制し、23歳までにメジャー通算3勝、世界ランク1位&年間王者にもなったスター選手。スランプを乗り越え、昨季は4季ぶりの優勝を飾っている。
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ゴルフに出会ったのは1歳のとき。弟が生まれて忙しかった両親が、おもちゃのクラブを与えて遊ばせたのがきっかけだったという。少年時代はサッカー、野球、アメリカンフットボールと団体で競うスポーツも楽しんでいたが、最終的に選んだのはゴルフだった。09年と11年に「全米ジュニア」を2度制してテキサス大学に進学。オールアメリカン選出など華々しい活躍で、2012年には「全米オープン」でローアマにも輝いた。同年、プロ転向を果たす。
13年7月の「ジョン・ディア・クラシック」で米国男子ツアー初勝利。翌14年は、ツアー未勝利だったが、「マスターズ」で2位タイに入るなど、新たなスーパースターの誕生を予感させた。
そして、迎えた15年は3月の「バルスパー選手権」を制して、「マスターズ」に乗り込むと、初日から快進撃を見せ、2位に4打差をつけるトータル18アンダーで初優勝。通算18アンダーは97年のタイガー・ウッズ(米国)に並ぶ大会タイ記録、4日間で「28」のバーディ数は01年のフィル・ミケルソン(米国)の「25」を上回るなど、記録づくめの衝撃的なVだった。
勢いに乗ったスピースは、「全米オープン」も制覇しメジャー2連勝。「全英オープン」は4位タイに終わり。年間グランドスラムの夢はついえたが、「全米プロゴルフ選手権」で2位となり世界ランキング1位の座を獲得。年間5勝をマークし、22歳2カ月の史上最年少で年間王者に輝き、名実ともに世界No.1の選手となった。
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