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猛暑のなかでも爽やかな笑顔 珍しくなった“名コンビ”はどちらも主役【カメラマンの景色】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

二人三脚で戦う名コンビ 青木瀬令奈(右)と大西翔太コーチに今後も注目だ(撮影:米山聡明)

毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、試合中の選手たちに“最も近いメディア”であるツアーカメラマンが、今季の国内女子前半戦で見た印象的な景色を紹介する。

表彰式で最高の笑顔を見せるふたり【写真】

プロコーチが定期的にバッグを担ぐことが増えてきたこともあり、年間を通して一人のキャディを帯同させる選手がここ数年で大きく減った国内女子ツアー。そんななか2015年に初めてタッグを組んでから初シード獲得、そして初優勝、2勝目…と二人三脚で階段を登る青木瀬令奈とキャディ兼コーチの大西翔太氏は今では珍しいと言える。

レンズを向ければいつも爽やかな笑顔を返してくれる二人。ついついシャッターを押す回数も多くなるが、連日30度を超える猛暑となった「資生堂レディス」の3日目は、米山聡明カメラマンにはいつもと違うように映ったという。

「3日目には連日の30度を超える暑さもあって、大西キャディは少し疲れがあるように見えました。優勝争いをしていますし、責任感のある彼のことですから声をかけても“大丈夫です”と言うだろうと思いつつも少し心配していました」

だが、優勝争いの最終日にはそんなことを感じさせない笑顔を向けてくれた。「たまには大西キャディが主役でもいいかな、と思いながら撮ってみました。さらに勝利を積み重ねて、ツアーを代表する名コンビとなってほしいですね」と米山カメラマンも期待を寄せた。

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