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松山英樹は不運もたたりムービングデーに失速 「怒らないよう無になりました」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 V・ホブラン -16 R・マキロイ -16 3 C・ヤング -12 C・スミス -12 5 キム・シウー -11 S・シェフラー -11 7 D・ジョンソン -10 8 M・フィッツパトリック -9 A・スコット -9 T・フリートウッド -9 順位の続きを見る

松山英樹にとって苦しいムービングデーになった

松山英樹にとって苦しいムービングデーになった(撮影:福田文平)

全英オープン 3日目◇16日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>

トータル1アンダーで決勝ラウンドを迎えた松山英樹だったが、あまりに苦しいムービングデーになった。3バーディを奪うも、2ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーで「76」。トータル3オーバーまで大きく後退した一日を、「なかなかショットもパットもかみ合わなかった。練習の時からすごく苦労すると思ってた」と振り返った。

松山英樹の苦しい一日を写真で振り返る【ライブフォト】

LIVゴルフに電撃移籍したブライソン・デシャンボー(米国)と2人で回るラウンドは、4番でボギーが先に来る展開に。すると6番パー4では、ティショットが右のブッシュに入りアンプレヤブルを選択。さらにグリーン上で4パットを要するトリプルボギーを叩いてしまった。ここについては「ファーストパットが、なんでショートしたのか分からなかった。3パット目は完全に集中力が切れてた」と戸惑いのなかでのプレーだったことを明かす。

その後は7番、9番とバーディを積み重ねたが、後半も乗り切れない。11番パー3ではバンカーにつかまりボギー。そして14番パー5では、3打目のバンカーショットがグリーンのマウンドで、再び同じバンカーに戻される不運もあり、ダブルボギーを喫してしまった。「13番まではなんとかスコアを戻そうと思ったけど、14番でいいバンカーショットを打ったのにダボになった。怒らないように無になりました」。なんとか心が折れないよう、プレーを続けるのが精いっぱいだった。

それでも終盤に見せ場も作った。最難関の17番パー4では、名物トミーズ・バンカーに入れたものの、そこから絶妙なアプローチを披露。「ギリギリ上がるか上がらないかだったけどうまく打てた」と、この窮地から2メートルに寄せパーを拾った。さらに最終18番では3日続けてのバーディ締め。「15番から少しずついいパットが打てたので、それがもう少し早くできれば」。この感覚を明日につなぐ。

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