• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • ツアー通算9勝 ハーフ「27」の大記録を持つ諸見里しのぶ【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ツアー通算9勝 ハーフ「27」の大記録を持つ諸見里しのぶ【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

諸見里しのぶが36歳になった(撮影:GettyImages)

きょう7月16日は、ツアー通算9勝を誇る諸見里しのぶ36歳の誕生日。再現性の高い美しいスイングで、09年に年間6勝をマークして賞金ランク2位となり、同期の上田桃子らとともに女子ツアーの一時代を築いてきた。

05年の日本女子アマを制した10代の諸見里しのぶ【写真】

沖縄県名護市出身。9歳でゴルフをはじめ、ジュニア時代から数々の大会で優勝を飾ってきた。2005年には「世界女子マッチプレー選手権」に唯一のアマチュア選手として出場した。同年のプロテストに合格すると、わずか3試合でシード権を獲得し、翌06年の「SANKYOレディス」で初優勝。07年の「日本女子オープン」で、国内メジャー初栄冠。09年には国内メジャー2勝を含む年間6勝を挙げ、横峯さくらと最終戦まで賞金女王を争い、賞金ランキング2位となった。

11年には、今も残る大記録を打ち立てている。「スタンレーレディス」の最終日。1番から7連続バーディーをマークすると、8番パー5では約7メートルのイーグルパットを沈めて、9番はパーセーブ。9アンダー「27」の9ホールの最小スコアを叩き出した。ハーフを終えてトップに立ったものの、インではバーディなしの1ボギー、3位で競技を終えている。

その後は、不振に陥り、怪我にも悩まされ賞金シードを失ってしまう。19年のツアー撤退表明の理由ともなった「第四肋軟骨の炎症」や重度のアレルギー症状に苦しんだという。現在は、ツアーのコースセッティングを担当したり、レギュラーツアーのテレビ解説などをするなど、活躍の場を広げている。

国内開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」ではホステスプロとして試合に出場。今季は予選通過に2打足りずに「悔しい」とコメント。全盛期よりも飛距離は落ちているが、ツアー通算9勝を挙げたショット力は健在。今後もツアーに限らずプレーする姿を見せてほしい。

関連記事