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イアン・ポールターには母国ファンから痛烈ブーイング 聖地でも鳴りやまぬ“LIV狂騒曲” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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聖地でプレーするポールター “耳をふさいで”のラウンドが続きそうだ

聖地でプレーするポールター “耳をふさいで”のラウンドが続きそうだ(撮影:GettyImages)

全英オープン 初日◇14日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>

母国の、しかも聖地と呼ばれる場所のスタートホールに立ったイングランド出身のイアン・ポールターは、そこでギャラリーからの拍手とともに痛烈なブーイングを浴びせられる。自らの開幕を告げる一打目を、騒然とした雰囲気のなかで放つことになった。

このマスターズ王者の“LIV愛”がすごい!【写真】

欧州ツアーで12勝、米ツアーでも3勝を挙げる46歳の人気選手だが、やはりその声の理由としてLIVゴルフへの参戦が挙げられる。米PGAツアーがLIV参戦者の“追放”という動きを見せるなか、今大会を主催するR&Aは「門戸を解放することが基本」と受け入れを表明。それでも開幕前から、新ツアーを主導する全英オープン歴代覇者のグレッグ・ノーマン(オーストラリア)の招待が見送られるなど不穏な空気も流れている。

ポールターはブーイングについて「一度も聞こえなかった。素晴らしい歓迎を受けたと思っているよ。何の音も聞こえない。あなた方は罵声を浴びせられたなど、好きなように書くことはできるけどね」と、これを否定。なんの影響もなし、という立場を強調した。

ただ、意図的に“耳をふさいでいる”こともうかがわせる。開幕前日にはR&Aのマーティン・スランバーズ会長が会見の席で、新リーグについて「ゴルフの印象を悪くしている」、「お金によって動かされている」など痛烈批判していた。これについてポールターは、「意図的に見てもいないし、知りたくもない。SNSも見ない。セント・アンドリュースでの全英はこれが最後かもしれない。くだらないことに耳を傾けていたら、気が散ってしまう」と、情報をシャットアウトしていることを明かす。

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