今年も“王座”安泰か 稲見萌寧が『パーオン率』3連覇へ快走【上期スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
さすがの安定感 稲見萌寧がパーオン女王3連覇に向けて独走している(撮影:鈴木祥)
国内女子ツアーは「ニッポンハムレディスクラシック」で19試合が終了、全38試合のうち半分を折り返した。ここで一週間のお休み期間を経て、来週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと入っていく。そこでスタッツを元に上半期に活躍した選手を復習しておこう! 今回はパーオン率。
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パーオンとは、パーの打数から2を引いた打数以内でグリーンに乗せること。パー5なら3打以内に乗せれば、パーオンとなる。ショットの正確性が求められる部門とあって、やはりツアー屈指のショットメーカーが上位に名を連ねた。
75.3296%の堂々1位は、今季1勝を挙げている稲見萌寧。2019年シーズンにツアー史上最高の78.2079%をマークして初の1位になると、2020-21年シーズンはパーオン率部門で連覇を果たした。今年も2位に約3%もの大差をつけてトップに立っており、3連覇に向けて爆走中だ。『80%超え』を目標としている稲見だから、前人未到の大記録達成のためにも、まだまだ数字を伸ばしてくるかもしれない。
72.4954%の2位には完全復活を遂げた堀琴音。72.2222%の3位タイには小祝さくら、山下美夢有といずれも今季の優勝者がトップ3にいる。72.0238%の5位につけるルーキー・佐久間朱莉(しゅり)はブレークが期待される若手のひとりだ。
今季11戦5勝と圧倒的な強さを誇る西郷真央だが、70.915%の8位とやはり上位につける。昨季のパーオン率は74.5448%(3位)だったから、まだまだ“伸びしろ十分”といったところか。
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