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LIVゴルフが「世界ランキングポイント」に加盟申請 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

LIVゴルフの顔、グレッグ・ノーマン(撮影:GettyImages)

グレッグ・ノーマン(オーストラリア)がCEOを務め、サウジのファンドがバックアップする超高額賞金リーグ、「LIVゴルフ」が“オフィシャルワールドゴルフランキング”へ「世界ランキングポイント」の得るための申請を行った。

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LIVゴルフは米PGAツアー、DPワールドツアー(欧州)など、すでに確立した世界のゴルフツアーと対立するなかで6月に英ロンドン郊外で開幕戦(6月9〜11日)を実施、米オレゴン州ポートランドで第2戦(6月30〜7月2日)も行われ、それぞれ48名の選手が3日間で54ホールを戦った。

“オフィシャルワールドゴルフランキング”は12日深夜、「先週の水曜日にシステムに加盟申請を受け取り、調査が開始された」と発表した。同機構の委員会は米PGAツアー、DPワールドツアー、USGA(全米ゴルフ協会)、R&A、PGA・オブ・アメリカ(全米プロゴルフ協会)、そしてオーガスタ・ナショナルGCの代表から構成されており、全英オープン会場のセント・アンドリュースで会合が行われると見られている。

「LIVゴルフ」に参戦している選手、ダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカ、フィル・ミケルソン(いずれも米国)らはポイントを得ないためランキングは降下。元世界ランキング1位のジョンソンは6月の「LIVゴルフ」参戦までは13位だったが、「全米オープン」(6月16〜19日)を最後にポイント獲得はなく、現在は18位、今後も降下が続く。

タイガー・ウッズ(米国)は12日、全英オープンの公式会見で世界ランキングについて言及した。「プロ転向してすぐにLIVゴルフで戦うことを選択した選手は、メジャー大会に一度も出場できない可能性がある」と指摘。また54ホール大会であることについても「シニアのトーナメントなら理解できるが、ゴルフは72ホールの戦い。若い選手が歴史あるメジャー大会のフェアウェイを一度も経験しないことを選択することはとても残念だ」と話した。

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