全英直前に思い出したリンクスゴルフの極意【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
シャウフェレら選手のプレーで思いをはせたリンクスでのゴルフとは?(撮影:GettyImages)
リブゴルフ騒動でゴルフ界が大揺れしている真っ只中で、そのリブゴルフへの対抗策の1つとして、今年からPGAツアーとDPワールドツアーの共催大会になったジェネシス・スコティッシュ・オープン。
折りしも、リブゴルフが初戦と第2戦を賑やかに終えた直後ゆえ、PGAツアーとDPワールドツアーとしては、このスコティッシュ・オープンをなんとしても盛り上げ、成功させたい思いでいっぱいだったはずである。
しかし、活躍が期待されていたコリン・モリカワやジャスティン・トーマス、スコッティ・シェフラー、松山英樹といったメジャー・チャンピオンたちは、こぞって予選落ちを喫した。
とんでもない強風が吹き荒れた2日目の午後にプレーすることになった不運な巡り合わせが、彼らの決勝進出を阻んだと言えそうだが、目まぐるしく変化するマザーネイチャーに対応することは英国リンクスゴルフの本質と考えるべきだろう。
大自然の悪戯に翻弄され、大物選手たちが去った後の決勝2日間。見せ場を作って盛り上げ、堂々の勝利を飾ったのは、28歳の米国人、ザンダー・シャウフェレだった。昨夏の東京五輪で金メダルを獲得したシャウフェレは、今年4月のチューリッヒ・クラシック(チーム戦)で勝利すると、6月のトラベラーズ選手権でも優勝を飾った。
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