• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 83.8%のFWキープ率がさらにUP!? 古江彩佳が『B3 SD』投入で「曲がり幅が確実に少ない」

83.8%のFWキープ率がさらにUP!? 古江彩佳が『B3 SD』投入で「曲がり幅が確実に少ない」

古江彩佳が『B1』⇒『B3 SD』へ1Wを変更!

ニッポンハムレディスクラシック 事前情報◇6日◇桂ゴルフ倶楽部(北海道)◇6763ヤード・パー72>

[アムンディ エビアン・チャンピオンシップ]()」を前に一時帰国して8カ月ぶりの国内戦に臨む古江。

これまで『B1』ドライバー(SPEEDER TR 569)を使用して米国女子ツアーのFWキープ率で堂々8位、持ち球のドローを操り83.8%もの高い数字をキープしてきたが、『B3 SD』([▶▶▶第3の「B」現る。カーボンモノコックのブリヂストン『B3』ドライバー、7月29日デビュー]()

古江は「ドローボールの曲がり幅が確実に少なくて、弾道が安定しています。コースで今使っているドライバーと比較したら、1ショットだけの数値ですが8ヤードほど飛んでいました。球がより高くてキャリーが出てます」とプロ担当に反応。ソールの前寄り左右に鉛調整も見られるが、MOI5,000g・cm2以上の“差”が確実に弾道変化をもたらした。

また「構えたときに全体的に丸く見えて、形状がやさしい印象。フェースが小さく締まって見えるので、インパクトでフェースのどこに当てればいいのかをイメージしやすい」というのも即決した理由のひとつ。以前、同社は軽量の『B3』シリーズ(SD、DD共に)に関して、こんなことを言っていた。

「今回の軽量の『B3』2機種を加えることで、Bシリーズが完成しました。あらゆるゴルファーのためにフィッティングする上で、中心は最も幅広く合わせやすい『B2』です。『B1』と『B1 Limited』の3つでツアープロのほとんどはカバーできるため、今回の『B3』をプロが投入する可能性は少ないと思います」(同社)

ヘッドが上から入ると「スピン量が増えやすい」のも理由の一つだが、古江を含めたドローヒッターの多くはこれにはほぼ当てはまらない。安定したスピンとビッグキャリー製造力、曲がらなさは本来アマチュアのために作られたものだが、古江の高性能センサーが『B3』に反応。同社の読みを覆す投入劇だった。

関連記事