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「ネガティブな感じがない」原英莉花から消えた迷い 攻撃力を取り戻して一気に首位戦線へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 小野祐夢 -8 大出瑞月 -8 吉田優利 -8 4 笠りつ子 -7 青木瀬令奈 -7 イ・ナリ -7 野澤真央 -7 ペ・ソンウ -7 9 ユン・チェヨン -6 原英莉花 -6 順位の続きを見る

もう迷わない 原英莉花は地元大会で貪欲に結果を求める

もう迷わない 原英莉花は地元大会で貪欲に結果を求める(撮影:米山聡明)

資生堂レディスオープン 2日目◇1日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>

やはり地元の風は心地よいのか。初日に7試合ぶりとなるアンダーパー発進を決めた横浜市出身の原英莉花が、2日目には6バーディ・1ボギーの「67」と猛チャージ。トータル6アンダーまで伸ばし、一気に首位戦線に浮上した。

お手本のようなドヤ顔を見せる原英莉花【LIVEフォト】

序盤からアクセル全開だった。出だしの10番で7メートルを沈めてバーディ発進を決めると、ボギーを挟んで迎えた13番パー5。エッジまで残り205ヤードからの2打目を3番ユーティリティで振り抜くと、ギャラリーの声援にも乗って2オンに成功した。2メートルのイーグルパットはカップに蹴られたが、楽々バーディとするなど前半だけで4バーディ。折り返してからも勢いは止まることなく、リーダーボードの上位でホールアウトを迎えた。

初日の後半に安定感を取り戻したティショットは「練習で意識していることがボールにつながってきています。アドレスをしたときに『嫌だな』とかネガティブな感じではなく、しっかりそこに向かって振るだけ。それができていますね」とこの日も好調だ。

前週は一から作り直しているスイングを意識するのか。それとも試合の流れ、マネジメントを意識するのか。迷いながらのプレーとなり、結果は予選落ちだった。その迷いを「今週は結果も気になる」と払しょく。練習日にはドローを意識していたものの、コース内ではフェードが出ることが分かると、徹底して左を向いて振り抜いた。この日フェアウェイを外したのはわずかに2回。「傾向は一辺倒な感じなので、割り切ってプレーに集中できているかと思います」。覚悟が決まれば気持ちよく振り抜ける。原の持ち味が戻ってきた。

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