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勝利のカギは「最高」ではなく「最善」 マシュー・フィッツパトリック全米オープン初制覇【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
最善が引き寄せた、メジャータイトルだった(撮影:GettyImages)
世界のトッププレーヤーたちが続々と新ツアー「リブ・ゴルフ」へ移り、ゴルフ界が大揺れしている真っ只中で開催された今年の全米オープンは、その喧噪を吹き飛ばしてくれるほど、見ごたえたっぷりの展開となった。
とりわけ最終日の優勝争いは手に焦る熱戦だった。5バーディ、ノーボギーで回り、4位に食い込んだ松山英樹の猛追は見事だった。
マスターズ覇者のスコッティ・シェフラーと米国男子ツアー未勝利のウィル・ザラトリス、マシュー・フィッツパトリックの3人による終盤の熱戦は、最難関のコース設定の下で1打の重みを競い合う全米オープンらしさを存分に味わわせてくれた。
そして、勝利を掴んだのは、27歳の英国人、フィッツパトリックだった。
最終日を首位タイで迎えたフィッツパトリックは、前半を2アンダーで回り、首位タイで後半へ折り返したが、10番、11番の連続ボギーで失速。
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