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初海外メジャー出水田大二郎、“ある人”と9H練習ラウンド 「やっぱりデシャンボーは飛んでいた」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

出水田大二郎、体の大きさはブライソン・デシャンボーに負けていないかも?(撮影:GettyImages)

全米オープン 事前情報◇15日◇ザ・カントリークラブ(米マサチューセッツ州)◇7264ヤード・パー70>

「スタート表見たら3人だったので、ここに入っちゃおうと。ちょっとわくわくしています」。こう話したのは、日本最終予選会を突破して、海外メジャーに初出場を果たす出水田大二郎だ。大会前日の練習ラウンドで、出水田は1人分空いていたブライソン・デシャンボー(米国)の組に名前を記入し、9ホール一緒にラウンドする機会を得た。

平均290ヤード超え! 出水田大二郎のスイング【連続写真】

そしてラウンド終了後の第一声。「やっぱりデシャンボーは飛んでいました」。フォローの風に乗ったときは40〜50ヤード置いて行かれてたといい、アイアンは「3番手」違うと圧倒された。日本では飛ばし屋の出水田も思わず「こんな人は初めて」と言葉をもらす。

ラウンド中のこんなエピソードも明かした。14番パー5(619ヤード)のティショット。「みんな曲げまくって。デシャンボーは3発曲げて、フェアウェイに行ったら大歓声。テンション高いし、楽しいですね」。“アメリカらしい”ハイテンションぶりや、試合中では見られないトップ選手の新たな一面、ギャラリーの歓声、そして日本では見られないコースなど、何もかも新鮮だ。

もちろん、デシャンボーとラウンドできて大満足、というわけではない。「ベストを尽くして、しっかり4日間戦いたいです」と予選突破、少しでも上位でフィニッシュすることが今大会の目標だ。「ほんとに緊張したから、あしたはきょうより落ち着いてできる。デシャンボーと回らせてもらってよかった」。“本番前”に手にした9ホールの経験を糧に、72ホールをしっかり戦い抜く。

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