序盤2ホールで「ガタガタ」に 渋野日向子が抱えた“悩み” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
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渋野日向子は初日3オーバーと苦しいスタートに(撮影:ALBA)
<マイヤーLPGAクラシック 初日◇16日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6556ヤード・パー72>
開幕前日、「入ると諦めないといけないくらいのラフの長さ。ショットの精度が必要」と話していたが、その不安が現実のものになってしまった。トップが9アンダーを記録した伸ばし合いの大会で、3オーバー・127位タイの出遅れ。渋野日向子は「ショットがかなり荒れていたし、なかなかチャンスにつかなかった。本当に苦しい一日だった」と18ホールを振り返った。
5つあるパー3を除く13ホールでのフェアウェイキープ数は9ホール。率にすると69.2%とまずまずともいえるが、外してしまったホールでやはり苦戦を強いられることになった。スタートの1番から3番まで立て続けにティショットが右へ出てしまい、いずれもパーオンに失敗。3番こそアプローチで難を逃れたが、スタートから2ホール連続でボギーを叩いてしまった。
「スタートホールでちょっと違うなって感じて、そこからガタガタ」。1番の2打目は左手前のバンカーへ入れたが、ここは想定の範囲内。しかし、その後の1メートルを外した。さらに2番もセカンドをグリーン手前の花道に置いて態勢は整えたが、アプローチが大きくピンから遠ざかる結果に。「ティショットが右へ行ってるミスを引きずって、引っかけたり…。悩んでしまったかな」。6番ではフェアウェイからの2打目が右に出て、グリーン右手前のラフからボギー。思い通りにいかない部分が、心に重くのしかかった。
この“右に出る症状”について本人は、「当たりが悪く、(スタンスで)左を向きすぎている。自分の体が反応して右に出してしまい、振り抜けない。ただ思い当たる節はあるので改善できる」と説明する。このクセについては、例えば、今季の日本初戦となった5月の「ブリヂストンレディス」でも話していた部分。その際にはラウンド後“あおり打ち”にならないよう矯正する目的で、低く振り抜かないとミートしない直ドラ練習に取り組んでいた。
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