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黄金世代の小さな飛ばし屋! 淺井咲希【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

黄金世代の淺井咲希が24歳に(撮影:福田文平)

きょう6月13日は98年生まれで“黄金世代”の淺井咲希、24歳の誕生日。19年の「CAT Ladies」で、初日から首位を守る完全優勝でツアー初優勝を挙げている。

淺井咲希は3年前、クロウグリップで60センチの優勝パットを外す【大会写真】

スナッグゴルフがきっかけで、6歳でゴルフをはじめた。アマチュア時代は、11、13、14年と「兵庫県ジュニアゴルフ選手権」で優勝。名門・滝川第二高校でゴルフの腕を磨き、17年にプロテスト一発合格を果たした。高校時代にかかった“パットイップス”に苦しむが、クロウグリップに変更するなど試行錯誤し、19年「CAT Ladies」でツアー初優勝。黄金世代9人目の優勝者となった。

その優勝シーンはハラハラドキドキの展開だった。後続と2打差で迎えた最終18番パー5。5メートルのバーディパットを外した直後、60センチのパーパットがカップに蹴られ、約2メートルオーバーしてしまった。外せばプレーオフ。しかもパーパットより長いボギーパットと、重圧のかかる1打だ。が、これを見事に沈めてガッツポーズ。涙を流して優勝の喜びを表した。

身長151cmと小柄ながら、19年のドライビングディスタンスは243.12ヤードで23位。「飛ばない方ではない」というパワフルなドライバーショットが持ち味だ。学生時代に、身長のハンデを埋めるためヘッドスピードアップに取り組み、他の選手にひけをとらない飛距離を身につけた。

昨シーズンは、4度のトップ10入りを果たすも、ドライバーショットの不振もあって、賞金ランキング52位でシード権を逃した。今季は前半戦の出場権を持っているが、現在のリランキング順位は53位。1回目のリランキングは7月の「ニッポンハムレディス」終了後。残り試合で上位進出を果たしたい。

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