懸念の首痛は? 石川遼が新規大会にぶっつけ参戦「数字にコミットしていく」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
首痛の回復を最優先 石川遼は“ぶっつけ本番”で麻生飯塚GCに挑む(撮影:鈴木祥)
<ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 事前情報◇8日◇麻生飯塚ゴルフ倶楽部(福岡県)◇6809ヤード・パー72>
麻生飯塚GCでの新規大会に向け、石川遼の体調は万全とはいえないようだ。先週の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の最終日に痛めた首の状態は完治しておらず、“ぶっつけ本番”で臨む構えだ。
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「先週の最終日よりは良くはなってるんですけど、結構大事を取ってる感じ」。状態を万全にすることを最優先として、練習ラウンドを一切行わずに、あす9日(木)の初日を迎える。今まで一度も回ったことがないコースだが、石川は攻略のポイントをどこに置いているのか。
「ドッグレッグもあって、OB超えだったりペナルティエリアを越えていくようなティショットとか、ブラインドでここに何ヤードのショット打てば林を越えて、とか。ティショットの狙いどころっていうのを、一番こういうコースは知っていた方が良い」というが、あいにく自身でそれを確かめることはできなかった。「自分なりにティショットで勝負をかけるよりは、多少他の人より距離を残しても、短いパー4で(2打目が)150ヤードとか残っても仕方ないかなっていう感じです」。セカンド以降がカギを握りそうだ。
ただ、キャディを務める佐藤賢和氏がコースを事前に歩き、“予習”は済んでいる。「景色とか感覚に頼るよりは、しっかり数字にコミットする。『ここに何ヤード打っていく』っていうのを決めていきたいと思います。ティショットで攻めるのもリスクは伴うので、ディフェンシブになっても仕方ない。その中でもベストは尽してやっていけば、ゴルフ全体に支障はそんなに無いかな」。予選ラウンドは無理をせず、頼れる参謀と二人三脚で挑んでいく。
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