
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 稲見萌寧  -7 2 藤田さいき  -5   岩井千怜
 -7 2 藤田さいき  -5   岩井千怜  -5 4 穴井詩  -4   吉田優利
 -5 4 穴井詩  -4   吉田優利  -4   石井理緒  -4   高橋彩華
 -4   石井理緒  -4   高橋彩華  -4   菅沼菜々
 -4   菅沼菜々  -4 9 青木瀬令奈  -3 10 阿部未悠  -2  順位の続きを見る
 -4 9 青木瀬令奈  -3 10 阿部未悠  -2  順位の続きを見る
岩井千怜が2位タイに入り、次戦の出場権を獲得(撮影:上山敬太)
<リシャール・ミル [ヨネックス]()カントリークラブ(新潟県)◇6475ヤード・パー72>
首位と2打差のトータル4アンダーでスタートした岩井千怜だったが、3番パー3で3パットのボギーを叩いたあと、6番パー5では2打目を左のOBゾーンに打ち込み、ダブルボギーを叩く。この時点で首位の稲見萌寧とは7打差に広がっていた。
ハーフターン後の10番でもボギーを叩くとついに貯金がなくなり、イーブンパーに。もはや優勝争いどころではない。昨年のQTランキングが90位と奮わず、今季は8試合推薦出場に頼るしかない岩井にとって、今回は絶好のポイント獲得のチャンスだったが、あっさりとそのチャンスを手放すのかと思われた。
しかし、岩井はあきらめていなかった。いや、最初からマイナスの気持ちにはなっていなかったのかもしれない。「初めての最終日最終組でしたが、いつもと同じようにプレーできました。私自身、思った以上に緊張感がなくてびっくりしたぐらいです」と笑う。スコアを落としたことに関しても「攻めた結果であり、失敗だとは思っていませんでした」という。実は、前週の「リゾートトラストレディス」からあることを決めていた。
それまではカップに対してジャストに近いタッチで打っていたのを、思い切って1.5メートルぐらいオーバーさせるつもりで打つようにしたのだ。その結果、パッティングのカップイン率が上がり、スコアが出るようになった。今大会の最終日も考えていたのはそのことだけで、実際にボギーやダブルボギーを叩いたホールでもファーストパットをショートすることはなかった。
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