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今年を棒に振ってもいい! 原英莉花が決意の本格スイング改造へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 稲見萌寧 -6 2 勝みなみ -4 吉田優利 -4 岩井千怜 -4 5 山下美夢有 -3 6 藤田さいき -2 穴井詩 -2 高橋彩華 -2 9 川岸史果 -1 柏原明日架 -1 順位の続きを見る

原英莉花、再起をかけて決意のスイング改造へ

原英莉花、再起をかけて決意のスイング改造へ(撮影:上山敬太)

<リシャール・ミル [ヨネックス]()カントリークラブ(新潟県)◇6475ヤード・パー72>

前週に続き、今季4度目の予選落ちを喫した原英莉花。カットラインに3打足りないトータル6オーバーで2日間を終えただけに、ホールアウト直後の表情は決して明るくはなかった。3週前の「ほけんの窓口レディース」で5位タイに入ったのを契機に良化していくのかと思われたが、今一つ波に乗れない。その理由を探るべく、原に直撃してみた。

苦しいラウンドでも笑顔を絶やさない原英莉花【写真】

「今日もアンダーパーを目指してスタートしましたが、思うようにクラブを振れなかったことがスコアを伸ばせなかった理由ですね」と原。「74」というスコアは決して納得のいく数字ではないが、今は我慢のときだという。「スコアにはつながっていませんが、自分のやりたいことは明確に見えていますし、今はそこに向かってしっかりとスイングをつくっている段階です」と言う。自分のやりたいこととは何か。それは下半身リードのスイングだ。

簡単に聞こえるかもしれないが、腰を痛めた原にとって容易ではない。どうしても腰をかばおうとして、ダウンスイングで上体が先に動いてしまうからだ。当然、そうなるとクラブはアウトサイドから下りてくるし、予想外のミスも出る。オフはもちろん、開幕してからも試行錯誤しながらスイング改造に取り組んでいた。ただ、当初はスイングを修正しながらも結果を出したい、という気持ちもあった。その結果、スイング改造が遅々として進まず、中途半端な状態が続いていたのだ。

「なので、最近は考え方を変えました。新しいスイングを完成するのに、1年はかかるだろうと。最悪、今シーズンを棒に振ってでもという思いはあります」

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