• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 新潟に凱旋! 悲願の初優勝を飾った高橋彩華が満を持して地元Vへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

新潟に凱旋! 悲願の初優勝を飾った高橋彩華が満を持して地元Vへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

表情にも自信がみなぎる 高橋彩華が地元Vに挑戦(撮影:上山敬太)

<リシャール・ミル [ヨネックス]()カントリークラブ(新潟県)◇6475ヤード・パー72>

何度もチャンスがありながら、なかなか勝利を手にできなかった選手が、苦労の末に栄冠を手にした自信は想像以上に大きい。今季、「フジサンケイレディスクラシック」で自身10度目の最終日最終組でのラウンドの末、悲願のツアー初優勝を飾った高橋彩華。その高橋が、出身地である新潟県で唯一開催される「リシャール・ミル [サングラスでバッチリ決めたエリカ姫【写真】]()

ジュニア時代から週末は同大会を開催するヨネックスCCでラウンドしてきた。その数は少なくとも「200」は越えるという。当然、同コースにいけば顔見知りも多く、同大会に出場する度に「頑張ってね」という優しい声が掛かる。その中には「早くツアー初優勝を」という声もあった。その度に自らを奮い立たせていたが、プレッシャーに感じる自分もいた。しかし、今年は違う。ツアー優勝者として戻ってきたのだ。大会前日にはプロアマ戦が開催されたが、その表情は明らかに例年よりも楽しげであり、自信に満ちた表情に見えた。

「このコースは全体的にOBが浅いので、ティショットを曲げないようにしたいですね。コースを知り過ぎていることでの難しさはありますが、毎日60台を目指したいです」と高橋。今季はここまで13試合に出場し、メルセデス・ランキングで4位につけている。トップテンの回数も6回と安定感は抜群だ。パッティングの好調さが要因と自身が言うように、昨シーズンは1.7989(14位)だったパーオンホールでの平均パット数が、今季は1.7617(3位)に上がっている。それがバーディ数の増加にもつながっているが、なぜ良くなったのか。

「昨年まではしっかり打つのが怖くて、なでるような打ち方になっていたんです。それを今年は勇気を持ってパチンと打つようにしています」。なでるような打ち方だとショートするだけでなく、転がりも弱くなるのでラインからも外れやすい。そうしないために、フォローを長くせず、インパクトを意識した打ち方に変えたわけだ。

関連記事