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パパ初Vスコット・ビンセント「クラブがあればいいけど…」 岡山→イングランドの24時間移動でトラブル | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ティイングエリアに立つスコット・ビンセント 何か違和感があるが…(提供:Asian Tour)
<インターナショナルシリーズ・イングランド 事前情報◇31日◇スレイリーホールホテル・スパ&ゴルフリゾート(イングランド)◇7069ヤード・パー71>
3日前の岡山県で、7打差を逆転して日本男子ツアー3勝目を挙げたスコット・ビンセント(ジンバブエ)は、いまイングランドにいる。現地時間2日から、スレイリーホールホテル・スパ&ゴルフリゾートで行われるアジアンツアー「インターナショナルシリーズ・イングランド」へ参戦するためだ。
この大会は、グレッグ・ノーマン(オーストラリア)が率いる「LIVゴルフ」のバックアップを受けるアジアンツアーの新シリーズ。優勝を遂げ、岡山から東京、ヘルシンキ、アムステルダムを経由して、24時間かけてコースに到着した。「気分はとてもいい」と話すが、肝心な“アレ”が見当たらない。
「僕のクラブがここにあればいいんだけど…。いまはそうじゃないんだ」。国境をまたぐ3度の乗り継ぎで、“ロストバゲージ”(荷物の紛失)が発生した模様。4メーカーを織り交ぜて愛用する14本が手元にない。「いつ届くかはわからないけど、電話してみるよ」と冷静に話すが、内心ヒヤヒヤしているに違いない。
それでもクラブがないまま、火曜日の朝早くから、コースチェックを行った。「まだ東京時間だ」と時差ボケもありながら、念入りにコースを“歩いた”。「かなり良い感じ。天気とイングランドに慣れるだけだよ。コースを歩くのも楽しいし、違う芝生やショットを見るのもね」。球を打てないにもかかわらず、トラブルを感じさせないほどの前向きな意気込みを語った。
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