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ドローで6勝もフェード主体にチェンジ 小祝さくら「いいショットが打てたときは安定感が全然違う」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

小祝さくらがフェーダーに転身(撮影:鈴木祥)

リゾートトラストレディス 事前情報◇25日◇メイプルポイントゴルフクラブ(山梨県)◇6580ヤード・パー72>

ドローが持ち球だった小祝さくらが、基本の球筋を変えて進化中だ。2017年のプロテストに合格し、プロ生活5年で通算6勝を挙げ、昨季は賞金ランキング3位に入った。その屋台骨は左に曲がるドローボールである。

小祝さくらの2022年スイング【連続写真】

今季の小祝は、アマチュア時代に打てなかったフェードを基本の球筋としている。「ストレートに近いフェード」と大きく右に曲がるフェードではなく、ほぼストレートのフェードの球筋だ。「ドローがきつくなると手を返しちゃう(悪い)クセが出たり、体がターンするために引っかけだったり、タイミングが命のスイングになるのでそこを無くしたいと思ってフェードに変えました」。

プロ入り後は技術力が上がりフェードが打てるようになり、昨年も数試合はフェード主体で臨むこともあったが、「安定しない感じ。ごまかしている感じでしっくり来ていなかった」。このオフは本腰を入れてフェードに取り組んでいた。「今年はけっこう練習をして、自信をつけてコースで使っている感じです」と手応えがある。

ただ、ここ3試合はスイングにつかまえる要素を入れるためにドローを基本にした。先週の「ブリヂストンレディス」では「ティショットがかなり曲がって」予選落ちを喫した。2日間のフェアウェイキープ率はわずかに28.5パーセント。「先週のイメージが悪かったので、いいイメージに変えられるように頑張っていきたい」。先週は予選落ち後、ラウンド練習でフェードを再確認。今週は基本に立ち返ってフェードの意識で挑む。

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