これまでとは意味が異なる2位 稲見萌寧は惜敗にも納得「光が見えてきた」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 西郷真央 -13 2 稲見萌寧 -11 3 青木瀬令奈 -10 山下美夢有 -10 5 申ジエ -9 6 上田桃子 -7 7 有村智恵 -6 8 黄アルム -5 サイ・ペイイン -5 林菜乃子 -5 順位の続きを見る
稲見萌寧は3試合連続のトップ3入り ようやくエンジンが温まってきた(撮影:米山聡明)
<ブリヂストンレディスオープン 最終日◇22日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇6713ヤード・パー72>
スタート直後の2番パー5(490ヤード)。3打差の5位タイから今季初勝利を目指した稲見萌寧は、残り187ヤードの2打目を5番ユーティリティで7メートルにつけ、イーグルを奪った。その後2つのバーディを積み上げると、ハーフターン時には一時単独トップにも立った。
しかし、その後は12番、13番の連続ボギーもあり伸ばせず。結果的には西郷真央に再逆転を許してトータル11アンダーの2位に終わったが、「いい感じだった。後半は3パットが1回あったけど仕方ない」など一日を振り返る声は明るい。
「ショットの調子は悪い」。そんな自己評価のまま、今週の開幕を迎えた。渋野日向子とともに回った予選ラウンド2日間は、3メートルほどのバーディパットがなかなか決まらず、顔をしかめる場面も目立つ。ただ、そのなかで3位、6位タイ、5位タイと3日間上位で踏ん張り、最後まで優勝の予感を漂わせた。
「ようやく(今季)初めて優勝争いをした気分。これまでは頑張って最後に2位になる、みたいな感じだったので」。ひさびさの満足ゆく結果。これで2週前の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」から3試合連続でトップ3を記録した。「光が見えてきました。あとはこれを繰り返せれば」。賞金女王を戴冠した昨季の感覚が戻りつつある。
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