ブライソン・デシャンボーはチームで“緊急ミーティング” 出した答えは「全米プロを棄権」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
左手首にテーピングを巻きながらも練習ラウンドを行っていたが…(撮影:GettyImages)
<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇18日◇サザン・ヒルズCC(米オクラホマ州)◇7556ヤード・パー70>
現地時間19日(木)に開幕する海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」の前日。うだる暑さの中で9ホールの練習ラウンドを終えたブライソン・デシャンボー(米国)は、チームの面々を集めてクラブハウスで緊急ミーティングを開いた。
2月に出場したアジアンツアー「PIFサウジインターナショナル」の開幕前に、ピンポンを楽しんでいる際に足を滑らせて手から着地し左手首を痛め、第1ラウンド終了後に同大会から棄権。「マスターズ」で予選落ちしたあと、4月14日に米オハイオ州で手術を行った。
「手術はとてもうまく行った。手を専門とする外科医として世界的に名声のあるトーマス・グラハム医師が執刀してくれた。グラハム医師とそのスタッフ、オハイオ州のケッターリング・メディカルセンターに感謝を伝えたい」とデシャンボーはツイッターにコメントを寄せていたが、回復には8週間を要すると言われていた。
その後全米プロにエントリーし、調整を重ねてきた。たが開幕をいよいよ翌日に控え、チームに『100%の回復を感じる?』と聞かれたデシャンボーの答えは「NO」。『この試合に勝てると思う?』という問いかけにも「NO」。結果は明らか、「全米プロから棄権する」という決断を下した。
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