「美しく悠々とフェアウェイを歩いてほしい」 尾関彩美悠(あみゆ)のココがスゴイ!【ステップ・アップ・ツアー見どころ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
尾関彩美悠がステップ勝利に向かう(撮影:福田文平)
2022年のステップ・アップ・ツアー5戦目となる「ツインフィールズレディース」が石川県のゴルフクラブ ツインフィールズ ゴールドコースで19日(木)に開幕する。ステップでもっとも難しいホールとも形容される上がり18番の攻略は? そこで同ツアーを放送するCSチャンネルのスカイAで16年からラウンド解説を行うプロゴルファーの下村樹美に今週の見どころを聞いた! 今回は高卒新人の快進撃なるか!?
■プロテスト1位は…スイングがスゴいんです
昨年11月の最終プロテスト。トップ合格を果たしたのは18歳の尾関彩美悠(おぜき・あみゆ)だ。今年3月に岡山作陽高校を卒業し、ツアー1年目を戦っている。昨年末に行われたファイナルQTは58位。レギュラーツアーにも一部参戦しながら、ステップにも出場している。
今季はレギュラーツアー2戦目から3試合に出場し、その後も含めて5試合をレギュラーで過ごした。予選通過は1度と苦しい結果だが、目を見張るスイングの持ち主だと下村は見ている。「身長が158センチで体格的にも恵まれているとはいえませんが、スイングアークが大きくて、トップからインパクトまでのクラブの軌道が理想的。クラブが体の近くを通っているのでパワーロスもなく、フォロスルーがとても大きい」。つまり、キレもあってショットのブレも少ない。
レギュラーと併せてステップにも3試合出場。「フンドーキンレディース」では、3日間アンダーパーを並べ、2位タイに食い込んだ。「スイングのリズムはドライバー、アイアン、アプローチ、パターとすべて一定。流れるリズム感が変わらないので、プレー中もいい意味で淡々と時間が流れる。スイングもそうですが、ルーキーとしては素晴らしいと思います」と絶賛する。
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