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“バーディなし”の中島啓太 耐えて、耐えて、耐えるラウンドはFWキープ2回 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 大西魁斗 -8 2 稲森佑貴 -6 星野陸也 -6 T・シノット -6 5 今平周吾 -5 6 桂川有人 -4 7 P・ミーサワット -3 石川遼 -3 B・ヘンソン -3 時松隆光 -3 順位の続きを見る

悔しさからシャフトを噛みしめる中島啓太

悔しさからシャフトを噛みしめる中島啓太(撮影:鈴木祥)

<アジアパシフィックオープンゴルフ ダイヤモンドカップ 2日目◇13日◇大洗ゴルフ倶楽部 (茨城県)◇7163ヤード・パー70>

世界アマチュアランキング1位の中島啓太(日体大4年)にとって、長く苦しい一日となった。初日は4バーディ・1ボギーの3アンダーと上々スタートを切ったが、「耐えた感じが強い」と反省の色が濃かった。その耐える時間はこの日も続き、最後までバーディを奪えなかった。

ホールアウト後の表情に苦悩がにじみ出た【写真】

この日のフェアウェイキープ率は14.286%でわずか2回。ホールアウト後の中島の表情は曇りきっていた。「大きなパーセーブも5回くらいあったので、耐えられたという面では良しとしなければいけないけど、本当に情けなくて悔しいです」と唇を噛んだ。

「ティショットでラフにいって、セカンドも狙えなくて、長いパーパットが残る。耐えるのに必死で、バーディどころではなかったです」。広いコースなら取り返しはきくが、「ティショットが楽なホールが一つもないので」と、一度曲げてしまうと深みにはまるスパイラル。大洗のワナに見事にはまってしまった。

ボギーを1つに抑えられたことは奇跡に近い。並の選手なら一気に崩れてもおかしくない状況だ。そこは自身も評価するが、苦しいラウンド後には疲れと悔しさと、さまざまなものがこみあげる。

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