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ゲーリー・プレーヤーの息子、ウェインが「マスターズ永久追放」は本当だった! | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今年のマスターズには、ウェインの姿はなかった(撮影:GettyImages)

昨年の「マスターズ」での出来事。初のアフリカ系アメリカ人としてマスターズに出場を果たしたリー・エルダー(米国)がオナラリースターターとしてオーガスタ・ナショナルGCに戻って来た歴史的瞬間に起きたことだった。

決定的瞬間! ウェインがボールのスリーブ箱を…【写真】

エルダー、ジャック・ニクラス(米国)とともにオナラリースタートでショットを放ったのはゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)で、そのキャディを務めたのは息子のウェイン・プレーヤー。エルダーの出席に世界が注目、歴史的な瞬間でもあった。

その“時”をウェインは見逃さず、父が使うボールの宣伝に利用。エルダーのほぼ真後ろに立っていたウェインはテレビカメラによく映る位置で、手にはそのボールのスリーブ箱が握られていた。エルダー氏はボールを打つことはできなかったが、スピーチを行った。感動的なシーンを「完璧なプロモーション」に利用したというわけだった。

オーガスタ・ナショナルGCはすぐに措置をとった。ウェインの入場に必要なバッヂは即取り上げられて、大会には戻ることができなかった。歴代チャンピオンの関係者では、おそらく初めてだと言われている。バッジ取り上げはその年だけではなく、今後も続く。つまり「永久追放」となった。

オーガスタ・ナショナルGCからの発表はもちろんない。が1年経って、一時はプロゴルファーでもあった56歳のウェイン・プレーヤーが米ゴルフダイジェスト誌のインタビューに応じ、公表した。

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