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コロナに狂わされたゴルフ人生 31歳のマリナ・アレックスが2勝目を果たすまで | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 M・アレックス -10 2 コ・ジンヨン -9 3 M・カン -8 L・コ -8 5 R・オトゥール -7 A・リー -7 A・パーク -7 H・グリーン -7 9 A・ブハイ -6 M・サグストロム -6 順位の続きを見る

4年ぶりの勝利を挙げたマリナ・アレックス コロナ禍を経て、再び美酒に酔った

4年ぶりの勝利を挙げたマリナ・アレックス コロナ禍を経て、再び美酒に酔った(撮影:GettyImages)

<パロス・ベルデス選手権 最終日◇1日◇パロス・ベルデスGC(米カリフォルニア州)◇6258ヤード・パー71>

最終組の3つ前の組からスタートしたマリナ・アレックス(米国)は、いつもプレー中にリーダーボードを見ない。「きょうもそれは変わらなかった」と最終ホールをパーで終え、初めてリーダーボードを見たとき、大きく息をついて周囲の笑いを誘った。「首位だった(笑)」。

最終ラウンドのハイライト【動画】

「とにかく自分のベストを尽くして、それで勝てたらいいし、勝てなかったらしょうがない。いつもそう思っている」。最後のパーパットは1メートル。これを決めて、実質勝利を呼び込んだ形だったが、そのときは状況を理解していなかった。

マリナが最後に優勝したのは2018年の8月。オレゴン州のポートランドでツアー初勝利を飾って以来の2勝目をようやく果たした。「長かった」とひと言で表すほど、簡単ではなかった。優勝決定直後のTVインタビューでは「もう年だから」と漏らす。「この2年はコロナもあったし、することがないから、むしろオーバーワークになって腰を痛めて。また勝てるなんて思ってもみなかった」。信じられないという表情のまま振り返る。

「人生のなかで、もっとこうしたい、ああしたいということが増えてきている。コロナの影響もあるけど」。この数年の生活が、ゴルフ一辺倒という暮らしに疑問符を投げかけた。「本当に『あと何年ゴルフをやるのか』と考えた。だから、今年は一生懸命やろうと決めていた」。

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