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一番変わるのは「顔」!?  FW・UT・アイアン、同じロフトで何が変わる?【ギア豆知識】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

左はUTカテゴリの『UFOスピード by パワートルネード』の77でロフト30度、右は『ローグST PRO アイアン』の7番でロフト30.5度 ほぼ同じロフトでも見え方はかなり違う

クラブセッティングを考える際に、誰しも悩むのがウッドとアイアンの境目のクラブだ。パワーやスイングタイプによって境目となるポイントが変わったりするが、概ねロフト21〜26度になるだろう。このロフト帯には、フェアウェイウッド(FW)やアイアンはもちろん、ユーティリティ(UT)もあり、さまざまなモデルが選べる分、自分に合ったモノを探すのが非常に難しい。

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そこで今回は、同じロフトに設計されたFW、UT、アイアンがある場合、どのような違いが出るのか考えていく。

まず、それぞれのクラブを見ていくと、シャフト長と重心深度に違いがあることが分かる。モデルによって微妙な違いはあるが、FWが最もシャフトが長く、ヘッドが大きい分、重心深度も深くなる。一方、アイアンは同じロフトでもシャフトが短く、重心深度も浅くなり、UTはいずれもFWとアイアンの中間になる。

このシャフト長と重心深度の差によって生まれるのは“インパクトロフト”の違いだ。

スイングしてクラブを遠運動させた場合、インパクト付近でシャフトがしなり戻る際に、ヘッドの重心はシャフトの延長線上に来るように動く。つまり、重心深度が深いクラブほど、インパクトでお尻が下がりやすく、その分、ロフトが寝て当たるのだ。しかもFWの場合、クラブが長い分、ヘッドスピードが上がりやすく、シャフト自体もカーボンでやわらかくなっている。大きなしなり戻りが起きやすく、より一層、インパクトロフトが寝る傾向にあるわけだ。

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