距離計測器の使用により、佐藤太地が男子ツアー初の失格 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
佐藤太地は距離計使用で失格に…(写真は前週大会)(撮影:佐々木啓)
<中日クラウンズ 3日目◇30日◇名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>
国内男子「中日クラウンズ」の第1ラウンドで、佐藤太地が距離計測器を使用し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)ローカルルール競技の条件15「距離計測機器」違反のため失格した。国内男子ツアーでこの規則違反での失格は初めて。
ウェイティングで待機していた佐藤は、スタートの20分前に出場が決まった。第1ラウンドは「73」の88位タイ。サスペンデッドとなった第2ラウンドは、10ホールを終えてトータル3オーバーでプレー中だった。大会3日目、7時にプレー再開予定だったが、スタート前に佐藤本人から第1ラウンドの最初2ホールで使用したと申告があった。
国内男子ゴルフを主管するJGTOは、ツアー競技において原則セルフプレーは認めていないが、コロナ禍の特別措置として大会によってセルフプレーを認めており、その際、距離計測器の使用が許されている。しかし「中日クラウンズ」ではセルフプレーを認めておらず、距離計測器の使用も許されていなかった。
JGTOとしては「時間の短縮」などを目的に昨年の「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」から解禁。ツアーでセルフプレーを認めている大会の方が多い。
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