「頭を使って賢くやる」 マスターズ帰りの中島啓太が見つけた、難コースの攻略の糸口 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 金子駆大 -8 黄重坤 -8 竹谷佳孝 -8 B・ケネディ -8 5 桂川有人 -6 C・キム -6 岩田寛 -6 武藤俊憲 -6 矢野東 -6 A・エバンス -6 順位の続きを見る
中島啓太(右)は今季好調の星野陸也とプレー(撮影:米山聡明)
<中日クラウンズ 2日目◇29日◇名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>
世界アマチュアランキング1位の中島啓太が、底力を見せた。第2ラウンドの16番を終えた時点で降雨によるコースコンディション不良のためサスペンデットとなったが、6バーディ・2ボギーとスコアを4つ伸ばし、トータル5アンダーで首位と5打差の暫定10位に浮上した。残り2ホールは、あす7時から再開予定だ。
今大会に初めて出場した昨年は、トータル12オーバーで予選落ち。今週も練習日には「アンダーパーを出すのは難しい。基本はグリーンセンター狙い。どれだけバーディチャンスを増やしていけるか」と話していたが、攻略の糸口をつかんだようだ。
「ティショットを曲げたホール(3番と16番)はボギーを打ちましたが、そのほかはしっかりチャンスを作って、(パットが)入るのを待って辛抱強くできたと思います」。16ホール中13回パーオンをし、2番、5番、14番は2メートル以内のパットを決め、10番は7メートル、12番は5メートルのパットを沈めてバーディを重ねた。
コース攻略の視野が広がったというマスターズの経験が生きている。「このコースならミスをしても賢くやれば大丈夫だな、と心理的な余裕があります。頭を使って賢くやればこうやってできると感じました」。判断や狙いどころの見極め、絶対に右がダメなホールは前のホールから右に行かないショットを意識するなど、頭を使った。
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