2イーグルの小田孔明が3位タイ発進 8年ぶりV目指して「伸ばし合いの方がいい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 A・クウェイル -9 2 今野大喜 -7 3 小田孔明 -6 稲森佑貴 -6 5 張棟圭 -5 黄重坤 -5 桂川有人 -5 金子駆大 -5 9 上田敦士 -4 A・エバンス -4 順位の続きを見る
ショットが好調の小田孔明(撮影:米山聡明)
<中日クラウンズ 初日◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>
「気持ちいいですよ。28メートルと69ヤードが入りました」。2番パー5ではグリーン奥からロングパットを沈め、11番パー4では2打目が直接カップイン。久しぶりの1ラウンド2イーグルを奪うなど「64」で回り、首位と3打差の3位タイにつけたベテランの小田孔明が笑顔を見せた。
優勝スコアがトータル24アンダーとバーディ合戦になった先週の試合。小田は初日に今季自身初の60台となる「64」をマークするなど、バーディ合戦についていき、トータル17アンダーまで伸ばした。この日も2イーグル・4バーディ(2ボギー)。「バーディ獲れたというのはショットがいいからだと思います。アイアンショットがだいぶよくなってきています」と、先週に続いてショットが好調と話す。
今季、プロになって初めて“クラブ契約フリー”で戦っている。オフにはいろいろなクラブを試して調整を行ってシーズンイン。「(国内開幕戦の)東建のときはちょっとアイアンがイマイチでした」。昨年まで使用していたアイアンとライ角などを合わせた、別メーカーのモデルを投入したが、試合になると微妙な距離感の狂いがあった。「前のクラブに戻して、距離感が合うようになってきました」。また気温が上がってきたことで、アイアンのシャフトは95グラムから105グラムへと10グラム重くし、振り感ともマッチしてきた。
今年の和合は雨の影響などからグリーンがソフト。例年の硬いグリーンとの違いに戸惑う選手もいるが、小田は「嬉しい」という。「みんな伸ばすと思うけど、自分も伸ばせるから。耐えるゴルフは精神的に疲れてくるので、伸ばし合いの方が僕にはいいかなと思います。お客さんもバーディ獲った方が喜びますしね」。例年にない“和合でのバーディ合戦”も歓迎。バーディ量産で2014年以来のツアー9勝目を目指す。
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