「パターなしで勝った」J・スピースの勝利が教えてくれたこと【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 J・スピース -13 2 P・キャントレー -13 3 M・クーチャー -12 H・バーナーIII -12 J.T.ポストン -12 S・ストレイカ -12 C・ヤング -12 C・デービス -12 S・ローリー -12 10 E・V・ローエン -11 順位の続きを見る
弱点を補うのではなく、長所を伸ばす 味わい深いスピースの通算13勝目(撮影:GettyImages)
「マスターズ」の翌週、PGAツアーの戦いの場は隣接するサウス・カロライナ州へ移され、由緒あるハーバー・タウン・ゴルフ[いとしのアニー夫人と口づけをかわすスピース【写真】]()
最終日の優勝争いは大混戦となったが、パトリック・キャントレー(米国)とのサドンデス・プレーオフを制して勝利したのは、メジャー3勝を含む米ツアー通算13勝目を挙げたジョーダン・スピース(米国)だった。
その戦績はツアーの中でも燦然(さんぜん)と輝いている。だが、その一方で「パットが弱点」と言われ続けている彼が、今大会でも3パットを繰り返し、それでもチャンピオンになった勝ち方には学ぶべきことが多々あったように思う。
プレーオフ1ホール目の18番は、どちらも2打目がグリーン手前のバンカーにつかまった。スピースはアゴには近かったものの、ライそのものは悪くなかった一方で、キャントレーはひどい目玉になっていた。
スピースはあとわずかでチップインという見事なバンカーショットでパーを拾った。だが、出すのが精いっぱいとなったキャントレーの3打目はグリーン上で止まらなかった。10メートルのパーパットを沈められず、万事が休した。
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