「運もあった」バンカーからチップインバーディが決め手 笹生優花は薄氷の予選通過 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
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Pos 選手名 Sco 1 キム・ヒョージュ -10 2 S・ケンプ -7 3 A・ジュタヌガーン -6 カン・ヘジ -6 5 キム・イェリム -5 アン・ナリン -5 7 C・ヘジン -4 J・ジャクソン -4 A・アショク -4 G・ドライバーグ -4 順位の続きを見る
笹生優花は薄氷の予選通過(撮影:GettyImages)
<ロッテ選手権 2日目◇14日◇ホアカレイCC(米ハワイ州)◇6603ヤード・パー72>
「見たとおりだと思います。パターがあまり入ってなかったし、チャンスにもつけられていなかった」。ハワイで行われている「ロッテ選手権」の2日目、笹生優花は「74」でプレーし、トータル3オーバー・62位タイでギリギリの予選通過を果たした。
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前半は4ボギー・バーディなしの苦しい展開となった。インコース10番からスタートした笹生は、3パットのボギー発進。14番、16番、17番はパーオンできず、2パットのボギーを喫した。「いらいらする場面はあまりなかったです。ストロークが悪かったわけではなかったですし」。2日目は風が比較的弱い午前組でのスタートだったが、それでも悩まされた。「風の計算があまりうまくできていないんじゃないかと思います」と、スコアを大きく落として折り返した。
だが、後半に立て直した。1番パー5でピン奥4メートルのパットを沈めて、この日初めてのバーディを奪うと、3番でもスコアを伸ばす。6番でまたも3パットのボギーとしたが、続く7番ではバンカーからチップインバーディでバウンスバッグ。「狙ってないわけではないけど、狙って入るわけでもないので、運もあったと思いますね」。このチップインバーディが決め手となり、予選カットライン上に再び戻ってくることができた。
270ヤード超えのドライビングディスタンスを生かせず、初日のパーオン率は12/18、2日目は11/18と控えめな数字。ハワイ特有の強い風を読み、しっかりグリーンを捉えていくことがカギとなる。3月の「ホンダLPGAタイランド」の最終日に「62」のコースレコードタイを叩き出したような爆発力も、笹生の持ち味。決勝ラウンドでの巻き返し、上位浮上に期待したい。
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