完璧じゃなくてもいい 石川遼は“ザックリタッチ”で5カ月ぶりの決勝ラウンドへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 蝉川泰果 -11 2 星野陸也 -10 比嘉一貴 -10 片岡尚之 -10 5 阿久津未来也 -9 6 竹谷佳孝 -8 幡地隆寛 -8 芦沢宗臣 -8 9 池田勇太 -7 木下稜介 -7 順位の続きを見る
グリーン上では完璧を求めず 石川遼が久しぶりの決勝ラウンドへ(撮影:米山聡明)
<関西オープン 2日目◇15日◇よみうりカントリークラブ(兵庫県)◇7180ヤード・パー71>
3バーディ・5ボギーの「73」で回り、トータル1アンダーでフィニッシュした石川遼。今季初の予選通過を確実なものとしている。
シーズン前に“飛距離よりも方向性”というテーマを掲げた石川は、この日もティショットを刻みまくる。しかし、10〜12番の出だし3ホールではティショットが一度もフェアウェイをとらえることはなく、さらに13番パー3ではグリーン右に外す。イメージ通りにボールを打てないためか、4ホールで3つのボギーを叩いてしまう。ただ、それ以上に石川を苦しめたのが、下りのパットだった。
この日も前日からの雨が影響したのか、下りのパットをショートして首を傾げるシーンが前半は何度も見られた。「自分が思ったよりもグリーンは速くない。『思ったよりも強く打っていいんだ』と頭の中では分かっていながらも、それがなかなかできなくて……」。
ゴルフに関しては完ぺきさを求めるあまり、それがマイナスに働くことも少なくない。そのことを自身も把握しているのか、この日はラウンド中にいきなり発想を変えたという。
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