今の石川遼に難コースは大歓迎! 10代への対抗心もモチベーションに | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
練習ラウンドから笑顔が見える(撮影:米山聡明)
<関西オープン 事前情報◇13日◇よみうりカントリークラブ(兵庫県)◇7180ヤード・パー71>
国内最古のオープン競技である「関西オープンゴルフ選手権」は今回は初めてよみうりカントリークラブを舞台にして開催される。過去によみうりオープンなどを開催していたこともあるだけに、ご存知の方も多いだろうが、石川遼によれば、当時よりも難易度はグッと上がっているという。
「ラフは伸びていませんが、かなり厳しいセッティングですね。パー5だった2番がパー4になっていますし、全体的にコースが狭く、広いホールでも両サイドがOBだったりします。さらに、今回はグリーンをかなり硬く仕上げていますし、なかなかいいスコアをイメージできませんね」と言いながらも、表情は明るい。「硬いグリーンでの試合は貴重な機会ですし、むしろこっちの方が断然面白いですよ」と笑顔を見せるのだ。
国内開幕戦となった「東建ホームメイトカップ」では、5か月半ぶりの実戦とあって、まだ試合勘も戻らず、予選落ちを喫した石川。しかし、自分なりに手応えもあった。ショートゲームが上手くいかずに2日目はスコアを崩したが、ショット自体はまずまずだったため、自分が求めるスイング改造の方向性が間違っていないと認識できたことだ。
もちろん、完成にはまだ時間を要するが、狭いコースはドライバーショットを含めたティショットの精度が要求されるし、硬いグリーンはアイアンショットの高さ、スピン量、落としどころを含めたマネジメントが試される。石川にとっては、「自分が取り組んでいることが試合でできるかどうか1球1球試されるし、今の力量を知るには相応しいコース」なのだ。
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