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「1000回パットを打った気分だ」 タイガー・ウッズは“大失速”も「決して諦めない姿を見せたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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タイガー・ウッズはグリーン上で大苦戦 下位後退も闘志は失っていない

タイガー・ウッズはグリーン上で大苦戦 下位後退も闘志は失っていない(撮影:GettyImages)

マスターズ 3日目◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7510ヤード・パー72>

3日目のオーガスタは、まるで真冬に戻されたかのような寒さと、やまない風が選手たちを苦しめた。昨年2月に起こした自動車事故で右脚の重傷を負いながら、この大会で復帰したタイガー・ウッズ(米国)にとっては、なおのことそれは大敵になった。

パトロンの視線を釘付けにする男【写真】

まだ脚にはボルトなどが入った状態。それでも痛みに耐えながらトータル1オーバーで予選を通過した。しかしタフなコンディションになったムービングデーは、「いつものように柔軟に動かなかったのは間違いない」とこれまで以上に体の自由がきかない。飛距離も大きく落ち、なかなかチャンスにもつかない。そのうえパッティングのコントロールを失った。

「そうではなかった人もいるかもしれないが、僕にとってはタフな時間だった。そんなにひどいショットを打ったとは思わなかった。ただ3パットが4回に4パットもあった。これはスコアに直結する」

5番パー4ではパーオンに成功しながら、4パットのダブルボギー。最終18番も2打目がグリーン奥のロープを越え、さらに3パットで2つ目の素ダボを叩いた。「グリーン上で1000回パットを打った気分だ」。悲鳴を上げる体で、「まったくボールを打つ感触が得られなかった」と36パットを打ったグリーン上での時間は、健康な状態の時とは比べものにならないほど長く感じるものだった。

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