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ピン位置は「4畳半スペース(笑)」 堀琴音は全米出場回避も、今季2勝目へ見せた“切り替え” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

いざ、今季2勝目へ(撮影:佐々木啓)

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 事前情報◇7日◇石坂GC(埼玉県)◇6475ヤード・パー72>

13位タイ、2位タイ、優勝、5位タイ、2位。堀琴音は開幕戦から優勝争いを演じ続け、すでに1勝している。2018年に賞金シードを失い、スランプともいえる不調に陥ったが、21年に“復活”のツアー初優勝を遂げると、そのまま右肩上がりに上昇。ちょうど一年前に545位だった世界ランキングは72位へと勢いよく駆け上がった。

一番見られました!堀琴音のドレス姿【写真】

これによって4月4日付の世界ランキング75位以内の選手に与えられる海外女子メジャー「全米女子オープン」の出場権を手に入れたが、「残念ですけど…仕方ない」と出場を回避することを決めた。

「ワクチンを打てていなくて。打ったときの副反応を考えると…日本での試合もあるので、シーズン中にワクチンを打つのは怖いです」。米国への入国にはワクチン接種が必須で、止むを得ず諦めた。もちろん、海外への挑戦を完全に諦めた訳ではない。今後は海外メジャー出場も見据えながら、悔しい気持ちをしっかり切り替えて、まずは国内での今季2勝目をねらう。

兵庫県にある滝川第二高出身の堀は、同じゴルフ部出身の同級生にキャディを頼んだ。「いつも関西だから勝手に勘違いしていて(笑)」。例年とは異なり、兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部から埼玉県の石坂ゴルフ倶楽部に変更になったことを忘れていたという。「コースがハードなぶん考えることも多いけど、気を遣わずにリラックスして回れるかな」と、勘違いにも笑顔を見せた。

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