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ボールを曲げた方がゴルフはやさしい 7番アイアンで右、左と曲がる練習でレベルアップできる【シニア賞金王・篠崎紀夫のミチノリ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

篠崎自身も曲がるボールを打つことでプロになりシニアの賞金王をつかんだ(撮影:福田文平)

50歳以上のレジェンドが集まる国内シニアツアー。明日7日から始まる「金秀シニアオープン」で今シーズンが開幕する。昨年の賞金王で“シニアの顔”である篠崎紀夫は、独特のゴルフ観や練習法で強さを発揮する。練習場で育った賞金王が自身の上達とアマチュアがうまくなるための秘訣を教えてくれた。(取材/文・山西英希)

篠崎紀夫のドライバースイング【連続写真】

■打ち方は何でもいいので1球ずつフック、スライスを交互に打つ

2020年に賞金ランキング2位となった篠崎は、21年開幕から“前年2位”の重圧を感じていた。「開幕戦で前年賞金王の寺西(明)さんが優勝して、私も勝たないとと思っていました」。そして2戦目の「ノジマチャンピオンカップ箱根シニア」で優勝を挙げて肩の荷が下りると、年間3勝を挙げて賞金王となった。今年は久保谷健一や横田真一、夏以降は宮本勝昌、横尾要の世代もシニアデビュー。「そう簡単に彼らに負けるわけにはいきませんよ」と、迎え撃つ気満々だ。

そんな篠崎紀夫は千葉県の北谷津ゴルフガーデンという練習場で本格的にゴルフを始めた。同練習場でボールを打つアベレージゴルファーをどれだけ見てきたか分からない。その際にいつも浮かんだのが、「なぜ皆ボールを真っすぐ打とうとするのだろう?」という疑問だった。

「単純に真っすぐ打つことと曲げることのどちらが簡単かといえば曲げることなんです。しかも、ストレートボールで目標を狙った場合、ボールが左右どちらに曲がると目標から離れていきます。意図的に目標の左に向かって右に曲がるスライスボールを打てば、ボールは目標に近づきますからね」。

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