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「序盤でカップに届かなくても感覚は変えない」 開幕戦Vを支えた香妻陣一朗のパッティングのこだわり | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 香妻陣一朗 -14 2 桂川有人 -14 3 星野陸也 -13 4 片岡尚之 -12 5 岩崎亜久竜 -11 6 鍋谷太一 -10 7 河本力 -9 8 杉山知靖 -8 9 H・リー -7 中里光之介 -7 順位の続きを見る

香妻陣一朗が吠えた!!!

香妻陣一朗が吠えた!!!(撮影:上山敬太)

東建ホームメイトカップ 最終日◇3日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7062ヤード・パー71>

男子ツアーの国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」は単独首位で出た香妻陣一朗が、1イーグル・2バーディ・2ボギーの「69」で回り、トータル14アンダーで並んだ桂川有人をプレーオフ1ホール目で下して、ツアー通算2勝目を挙げた。

男子ツアー恒例 びちょびちょシリーズ【写真】

プレーオフ1ホール目、7メートルのフックラインを沈めると吠えながら大きなガッツポーズを見せた。「こんなに苦しい中で勝てたのはすごくうれしいです」と安どの表情を浮かべる。

香妻は初日からショットに不安を抱えていた。開幕前は「今年稼げるのか」と不安のままシーズンイン。今大会4日間通して絶好調が100だとすると「20〜30パーセントでずっとやっていた感覚です」。狙ったところに打てないショットではバーディチャンスを作れずに、寄せてパーを続けた。「気持ちよくゴルフができなかった」と振り返る。4日間のパーキープ率は全体の2位。ショットで招いた再三のピンチをしのいだショートゲームが優勝を支えた。

部門別データの平均パット数を見ると、香妻は2018年からトップ5を外していない。開幕戦でもパット巧者ぶりを発揮した。最終日は曲がるラインでカップに届く前に早めにボールが曲がるシーンが続いた。「感覚がおかしかったワケではないけど、打てていないのは自分でも分かっていた」。優勝を意識することで腕の振りもスムーズではなくなる。ラウンド中に打てていないことを打破しようとしがちだが、香妻は違う。

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